南房総市の農業

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市の概要

南房総市は、平成18年3月20日に安房郡富浦町、富山町、三芳村、白浜町、千倉町、丸山町、和田町の6町1村が、その区域をもって合併しました。

本市は、房総半島の南端に位置し、北側には県下最高峰の愛宕山(408メートル)をはじめ、富山(349メートル)など300メートル以上の山が連なっています。西側には東京湾、東側及び南側には太平洋と3方を海に囲まれ、その海岸線は、南房総国定公園に指定されています。

また、首都東京から100キロメートル圏に位置し、時間距離約95分、県庁所在地の千葉市までは約70分の時間距離にあります。

平成9年に開通した東京湾アクアライン、平成16年に開通した一般国道127号富津館山道路に続き、東関東自動車道館山線が平成19年7月4日には全線開通となりました。東京圏から南房総がより身近になり半島性の解消が期待できます。

気候は、沖合を流れる暖流の影響により冬は暖かく夏は涼しい海洋性の温暖な気候で、一部無霜地域を有しています。四季折々に咲き乱れる花々などの豊かな自然資源と、古代から近代に至る史跡や社寺などの歴史的資源を有しています。

総人口

35,968人 (男17,307人 女18,661人)
令和4年4月1日現在 住民基本台帳

南房総市の農業

温暖な気候を生かした野菜や果実、花卉などの園芸が盛んであり、収益性の高いびわ、みかんなどの果実、花卉の産地となっています。また、我が国の酪農発祥の地でもあり、酪農の盛んな地域が多くみられます。

農家戸数は、全般的に減少しており、1戸あたり耕地面積は、県平均と比べ小さく、粗生産額も低めとなっていることから、構成比率は高いものの、経営規模は相対的に小規模といえます。

南房総の農業カット